2022年05月28日

東京都現代美術館でゴジラから強烈な刺激を受けてきました

先日の休日に、木場にある東京都現代美術館で開催されている「特撮美術監督 井上泰幸展」に行ってきました。

井上泰幸さんは、ゴジラシリーズに代表される特撮映画の美術監督で、日本の映像史に重要な位置を占める「特撮(特殊撮影の略称)」領域に大きな足跡を遺した方です。若い世代の方々には、庵野秀明監督(「シン・ゴジラ」)や樋口真嗣監督(「シン・ウルトラマン」)ら、現在の特撮の最前線で活躍するクリエーターに多大な影響を与えた方といえば伝わりやすいかもしれません。

「なんか面白そうだな」くらいの軽い気持ちで展覧会に行ったのですが、とても大きな刺激を受けました。

まずは、展示されていたミニチュアセットやデザイン画などの、仕事の細かさに驚かされました。と、同時に、手作業で緻密な設計図・絵コンテを作っていたことを考えると、驚くほど時間をかけていたのではないかと思いました。
 「そろそろ夕飯に行こうか」と井上氏が言ったところ、「いや、井上さん、もう外明るいよ」という時間の経過に気づかないくらいの集中力があったという映像が流されていたのですが、妙に納得してしまいました。
私も抱えてる仕事に没頭しすぎて気づいたら朝になっていることがありますが・・・。

また、井上氏が58歳のときに使っていたノートが展示されていたのですが、取り組む仕事に対してすさまじいまでの勉強をしていることがわかるノートでした。58歳、その世界で確かな地位を確立した人の努力。自分の努力不足を痛感してしまいました。
さらに興味深かったのが、当時井上氏の努力を掻き立てるきっかけとなったのが、彼の父親の日記だったとのこと。父が医師試験に受かるまでの5年間、夜中の2時とかまで勉強していた、それを知ったら、「親父がそこまでやっているなら、やって当然なんだ」という気持ちが芽生えたとのこと。
このエピソードは、今の私にはとても響きました。生徒のみなさんをやる気を引き出すためには、まずは私が頑張らないと、と強く思った次第です。

まさか、こんな刺激を受けるとは思っておらず、予想をはるかに上回るとても良い訪問となりました。
展覧会は6月19日まで開催されていますので、興味のある方はぜひ!
posted by 江北学習塾 at 00:08| 日記